「セスキ洗濯したいけどつけ置き時間が3時間とか面倒!」
「つけ置きして大丈夫?洗っちゃダメな素材がどれか知りたい」
セスキ洗濯はエコで肌にも優しい洗濯方法。ですがナチュラクリーニングでの厄介さはつけ置き時間が長いこと!
セスキ炭酸ソーダも2~3時間つけ置きする必要があります。そんなに長い時間つけ置きする必要があるのか?
また、つけ置きしていい素材とダメな素材の見分け方について以下で解説していきます。
綾川みかん
セスキ洗濯、必ずつけ置きが必要なわけではない
綾川みかん
セスキ炭酸ソーダを使って洗濯する場合、つけ置きに時間をかける必要はありますが、軽度な汚れならつけ置きする必要ありません。
忙しい朝からつけ置きするなんて面倒なことしたくありませんよね。時間もかかるし、1回以上洗濯機を回したい時にはかなり不便です。
つけ置きをすることでセスキのアルカリ成分が汚れの油である「酸」と反応し、石けん成分にかわります。石けん成分にかわることで汚れている洗濯をキレイに落としてくれます。
ですから、洗濯物の汚れがひどい場合には、つけ置き時間を長くしてから、洗濯しましょう。
「今日はそこまで汚れていないな」という洗濯物の日はつけ置きなしでそのまま洗濯しても大丈夫。毎日つけ置きするのは大変ですから。メリハリをつけてセスキ洗濯をしてみてくださいね。
→詳しいセスキ洗濯の方法は、セスキ洗濯でエコで節約できる!頑固な汚れも落とす洗濯のやり方とコツは?の記事で解説しています。参考にしてみてください。
汚れをしっかり落としたい日はつけ置き時間を長くとる
どれがつけ置きOK素材?NG素材に気をつけて
セスキ洗濯で汚れをしっかり落としたいからつけ置きをするわ!と思っても失敗する場合があるので注意が必要。
全ての衣服がつけ置きしてもいいわけではありません。
セスキを長時間つけ置きできるもの・できないものを区別して洗濯しましょう。
つけ置きOKな素材
麻や綿なら問題ありません。
化繊が少しはいった混紡素材でも大丈夫。
ただ、デニムなど水で落ちやすい素材は注意です。つけ置く前に濡らした白い布でこすってテストしてみてください。
つけ置きNGなもの、洗い方
絹・ウール・合成繊維はNGです。
動物の毛などでできた服はアルカリ性のセスキにつけ置くと生地が傷む心配があります。
ポリエステルなどの合成繊維はつけ置きすることで汚れが一度はとれるのですが、とれた汚れがまた繊維にはりついてしまう場合があります。
これを「再汚染」といいます。
これでは洗濯した意味がなくなってしまいます。
再汚染を回避する方法は簡単です!
ただつけ置きせずに洗濯するだけでOK。
セスキ洗濯してはいけないもの
セスキ洗濯がまったくダメな素材もあります。
水洗い不可のスーツやジャケットは完全にアウトです。型くずれがおきたり、縮んだりします。
革製品もセスキ洗濯はできません。
やはりこういったものはクリーニングにだすのが一番でしょうね。
最後に
セスキ洗濯におけるつけ置きについて書いてみました。
めんどうなつけ置き、できればさっと洗うだけにしたい…ですが、一般の洗剤とは違います。汚れ落ちには時間がかかるのがセスキ炭酸ソーダです。
軽い汚れかつけ置きをしっかりしたいかを見極めて洗濯してみましょう。
私なんか面倒くさがりなので、セスキの日もあれば合成洗剤の日、両方あります。
いろいろ挑戦してみるのが楽しいのでいいんです。やりやすい方法を見つけてみましょう。
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