オキシクリーンは過炭酸ナトリウムが入っています。でも、何か違うのかしら。酸素系漂白剤という言葉もありますよね。この言葉の違いってなに?
過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤ともいいます。この2つ、なにが違うかというと、意味としては同じ。そして、オキシクリーンもこの酸素系漂白剤になります。
それに、オキシクリーン自体も2種類あって、この2つも若干ことなります。アメリカ版か中国版かで成分がことなるわけですね。
アメリカ版は、界面活性剤が入ったものです。中国版は入っていません。この中国版が過炭酸ナトリウムになるわけです。
↑こちらが中国版オキシクリーン。
今回はこのオキシクリーンと過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)との違いについてです(”◇”)ゞ
目次
オキシクリーンには2種類ある!?
- アメリカ製オキシクリーン
- 中国製オキシクリーン
コストコで購入できるオキシクリーン、とってもよく汚れが落ちると話題になり大人気商品となりました。
そう、オキシクリーンって2種類あるんですよ(´・ω・`)
コストコで大人気となった理由に、泡立ちよく汚れ落ちがすごい!ことがあります。でもこの泡すごっ!もこもこ!の正体はアメリカ製の界面活性剤入りの洗剤の話です。とーーっても汚れが落ちるのは界面活性剤のおかげでしょう。そりゃ落ちますわ。
この大きな箱のタイプがアメリカ製。では、界面活性剤入りのこの洗剤の成分は…
- 過炭酸ナトリウム(酸素系)
- 炭酸ナトリウム(洗浄補助剤)
- 界面活性剤(ポリオキシエリレンアルキルエーテル)
という成分です。過炭酸ナトリウムも入っていますね。でもそれに加えて界面活性剤も配合されています。だからこそスッキリとした汚れ落ちを体感できます。
でも私はそちらは選びませんでした。選んだのは日本人むけに改良された中国製の方(なんかややこしいけど)
最近はそんな界面活性剤が入っていない地球にやさしいエコなオキシクリーンが購入できるんです。それが中国製のオキシクリーン。
これが界面活性剤の入っていないタイプですね。日本語なのでわかりやすいですし、使い切りやすいサイズ感。ナチュラル派の方は絶対こっちの方がいいです。
成分はというと…
- 過炭酸ナトリウム(酸素系)
- 炭酸ナトリウム(洗浄補助剤)
となっており、界面活性剤が入っていないだけで成分としてはほぼ同じことがわかります。
オキシ・過炭酸ナトリウム・酸素系漂白剤の違い
ではでは、今回記事タイトルの結論。違いは?オキシクリーン、過炭酸ナトリウム、そして酸素系漂白剤ですが、これらに違いは実はありません( ゚Д゚)すべて同じ酸素系漂白剤のことです。
うん。実はね。一緒なん。一緒。
漂白剤には、「塩素系」と「酸素系」の2種類があります。過炭酸ナトリウムは、酸素系漂白剤の成分の一つです。オキシクリーンに配合されているのが、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤の主成分)です。
過炭酸ナトリウムは、塩素系とは違い、漂白力は穏やかです。なので色柄物にも使えたりするわけですね。
穏やかとはいっても、頑固なシミを落としてくれますし、衣服以外に洗濯槽や排水口の汚れを落としたり万能に使えるものになります。
ですから、オキシクリーンが手に入らない…という場合にも薬局や100均にうっている「過炭酸ナトリウム」で十分代用が可能なものになります。

私が中国製オキシクリーンを選ぶ理由
界面活性剤が入っていない
泡もこしません。界面活性剤が入っていないのですごい汚れおちそう!という実感は薄いかもしれませんね。
でも環境にも優しいし、赤ちゃんや人にも優しいのでナチュラルクリーニングを目指したいのなら日本人向けを選ぶたいところ。
もしどうしても落ちない汚れがあるのならいさぎよく界面活性剤入りの強めの洗剤を使った方がいいですけどね。汚れ落ちはやっぱりアメリカ製の方が上。
容量が少ない方が安全
オキシクリーン、もし間違った保存方法をしているのなら危険です。火事になる可能性があるから。粉末の過炭酸ナトリウムがちょっと危ないらしい。

消防の取り扱い危険物に過炭酸ナトリウムは入っています。家庭での保管は気をつけた方がいいんですよね。だから大量にまとめて購入するより自分で使い切れる量を保管して、きちんと最後まで使うこと。何年も保管しておかないようにしましょう。
それを防ぐには買いすぎないことです。だから日本仕様の1.5kgのタイプが私にはちょうどいい。これだけあれば色々な掃除に使えます。むしろちょっと多いかなくらい…
こちらのタイプなら500gですね。キャップに粉をそそぐだけなのでバケツタイプよりもお手軽で便利そう。
汚れもちゃんと落ちるよ!
界面活性剤が入っていないからといって汚れ落ちを心配することはないと思います。ちゃんとすっきり落ちます。
お風呂場もシンクの水垢も、洗濯で使う場合にも!洗濯で使うと便利なのが色落ちする服でも酸素系だと使えるんですよ。色落ちせずに漂白したいならオキシ使ってみましょう。
ちなみに洗濯槽のクリーナーとしても有効です。

めっちゃすっきりキレイに落ちました。嫌な臭いまったくしません。無臭。ただ500gのタイプだと一瞬でなくなりますよ。洗濯槽掃除1回分です(;・∀・)なのでバケツタイプがおすすめ。
カビ対策にはセスキよりオキシ
カビにも効くのがオキシクリーンの酸素系漂白剤です。セスキでは日常の汚れ落としにはなりますが、カビが生えてしまうと落とすことはできません。
オキシクリーンなどの漂白剤を使うと撃退できるかもしれません。塩素系には劣りますが、軽いカビならOK
それこそオキシ漬けを定期的に行っていると、カビ知らずのすっきり快適なお風呂場を維持することができるわけですね。


エコに#オキシ漬けしよう
環境に配慮された中国製のオキシクリーン。これでも十分にオキシ漬けはできます。インスタで#オキシ漬けを投稿してみましょう。きっと掃除意欲もわくはず。私は掃除が大の苦手なのでやる気をあげるためにもSNSは利用してみる価値はありました。やりたくなるもの。みているだけでやる気アップ!


最後に
オキシクリーン購入してみて思うのは…置き場所に困ることでしょうか。ガスが発生するので必ず密閉容器には保存しないようにしなければなりません。
密閉しているとガスがたまって危険です。購入したときのまま容器に移しかえないのがいちばん安全だと思います。だからバケツのまま放置…。ただ粉が目に入ると危ないので棚の上ではなく洗面所の下など下の方に保存が無難ですよね。そしてもちろんですが、子どもや赤ちゃんの手の届かない扉の中がいいかな。
そうするとうちは狭いんで、かなり邪魔なきもしますが…要検討(;´Д`)

