セスキ炭酸ソーダは入浴剤になるってご存知でしょうか。お風呂にいれるとぷくぷくと泡がでてくるんです。
炭酸風呂のようにブクブクとしたものではないのですが小さな泡がたちます。
重曹を使って炭酸風呂は簡単に再現できます!では、セスキではどうなのでしょう?今回は炭酸風呂をセスキ炭酸ソーダを使って作ることができるのかについて紹介します。
…こんなの入浴剤に使って、肌にいいのか本当に??そこんところも気になりますよね。
私も手肌がボロボロに弱い!こんな肌で入浴できるのかチェックします。
角質もとれて美肌になれるといいイメージがある炭酸風呂、自宅で簡単に再現出来たら嬉しいことはありませんね。
綾川みかん
目次
セスキで炭酸風呂はできるの?
セスキ炭酸ソーダや重曹、炭酸ソーダなどは入浴剤の代わりになります。ただお湯に粉末をいれるだけでシュワシュワとした泡を発生させて楽しむことができます。
美肌でもおなじみの炭酸風呂、これがセスキでできるのなら入浴剤を買わなくてもできるのでお得だしいいことずくめに思えます。
セスキ=炭酸風呂ではない
炭酸風呂を自宅で簡単に再現することは可能です。しかし、セスキ炭酸ソーダだけをお湯にいれただけでは炭酸風呂にはなりません。
綾川みかん
炭酸風呂とは、アルカリ性と酸性を加えることにより炭酸力が増したお風呂のことです。
セスキだけでは「アルカリ性」の成分しかでません。クエン酸などの酸性を加える必要があります。
この2つを組み合わせて使うことにより強い炭酸が生まれ、自宅でも簡単に炭酸風呂を楽しむことができます。
セスキ炭酸ソーダよりも重曹がイイ
でもちょっとまってね!本当にその炭酸風呂をしたいのならばセスキは向いていません。アルカリ度が高くなってしまうのでちょっと危ないみたいなんです。
炭酸風呂をやりたい場合には重曹を使うのがおすすめです。
セスキはpH9.8それに比べて重曹は弱アルカリ性のpH8.2になります。
濃度が変わってくるとクエン酸の量も変わるはずです。
炭酸風呂のレシピを調べてみましたが【重曹+クエン酸】のレシピはあってもセスキを使うものはありません。炭酸風呂を自宅で再現したい場合には重曹+クエン酸のよくあるレシピを参考にしましょう。
150ℓのお湯にクエン酸100gを溶かし、重曹150gを加えれば完成です
セスキも入浴剤になる!セスキ風呂も楽しもう
炭酸風呂にするには重曹+クエン酸で作ることができますが、セスキ炭酸ソーダだけ入れても入浴剤になります。
これだけでもとっても気持ちがいいんです。
炭酸風呂のように体が温かくなり、それにアルカリ成分が角質を取り除いてくれる効果も!入浴してみるとわかるのですがお湯が全体的にとろんとするんですね。
とろみのあるお湯が体の負担も軽減してくれるし温かく感じるので冬におすすめの入浴法です。
綾川みかん
セスキ風呂の効能は?
角質落として肌がすべすべに
セスキや重曹風呂に入ると角質がぽろぽろとれるんだとか。私は実感としてあまりなかったのですが人によっては気になる角質を取り除く効果があります。
とろんとしたお湯が体を柔らかくしてくれ、皮脂汚れをとってくれます。そしてお肌がすべすべに…!
入浴するだけで体の汚れがすっかり落とされる感じ。
毛穴の汚れもとってくれる
入浴することで毛穴が開き、詰まった汚れもとりのぞいてくれます。皮脂汚れを洗い流してくれるのでつまりを解消し、背中ニキビもできにくくなるかもしれません。かも。
臭い中和と予防にも
体臭の中和と予防にもセスキ風呂は最適です。
体臭は脂肪酸や酢酸などの酸性の場合も多く、アルカリ性であるセスキや重曹風呂に入ると、くさい臭いを中和してくれる効果があります。
また、においの予防にもなるので定期的に入るといいですね。
どうも足臭い…とか体臭がちょっと気になる夏場には特におすすめ。
セスキ風呂は肌に刺激じゃないの
セスキはアルカリ度が強いので肌への刺激になります。
セスキは肌荒れするから手袋をつけて掃除をしましょうとよくいいますよね。
ということは肌が弱い人には入浴剤としてはあまり適さないんですね。
もし肌が弱いけど試してみたいという方はセスキよりアルカリ度が低い重曹からはじめましょう。重曹を少量ずつテストしてみて問題がなければ重曹風呂やセスキ風呂に挑戦してください。
個人的に簡単に手肌テストができる方法は「食器洗い」ではないかと思っています。

セスキ、もしくは重曹を使って食器洗いができます。この方法で一度お皿を素手で洗ってみてください。痒くなった!荒れた!お手てボロボロ…という方は絶対入浴はやめましょう!
そんなことで肌荒れなんかしませんよ、という方は入浴もお試しください。
しかし普通の肌の方でもアルカリで皮脂がとけるので毎日入り続けると油分がとれて乾燥肌になることもあります。入浴剤代わりにするには間をあけて1週間に1~2日程度にするのがいいじゃないでしょうか。
セスキ風呂の作り方
では最後になりましたがそんなセスキ風呂の入れ方です。量さえ覚えてしまえば簡単です。セスキの容器にでもメモっておきましょう。
①150ℓのお湯を通常通り張ります。
②浴槽に大さじ1くらいのセスキを入れるだけ。あとはかき混ぜればすぐに溶けるので準備OK
残り湯で掃除しよう
ちなみに、セスキ風呂のあとは掃除が楽になって便利です!お風呂にたまったのは大量のセスキ水。この状態で追い炊きをすれば風呂釜掃除にもなります。
排水溝に流した後はブラシでちょっとこすれば浴槽掃除にも!洗剤もいりません。この日は簡単にお得にお風呂掃除が完了です。しっかりこすれば、つるつるで気持ちいい!
最後に
セスキ風呂は炭酸風呂とはまた少し違いましたが、以下のような効果がありました。
- 角質を落として肌がすべすべ
- 毛穴のつまりをとる&背中ニキビ予防
- 体臭の中和と予防
アルカリが皮脂汚れや臭いも軽減してくれるんですね。
ただし、肌の弱い方は注意して使いましょう。食器洗いから試すと安心です。
最後に残り湯でお掃除できるのが楽でいいんですよ。風呂釜はピカピカになります。私個人的にここがいちばん気に入る点。
セスキでも重曹でもかまいませんので、一度ためしてみてください。体も気持ちよくスッキリ、お掃除もできていいことづくめです。

