ミニマリストや断捨離。掃除道具もこれ1本ですます!なんて方も多くなる最近。私も肌の弱さゆえナチュラル掃除大好きです。
でも、本当におうちの塩素系洗剤ぜんぶなくしてもいいのでしょうか?
ちょっとそれも考え物なんだなという体験談のお話し。
それは真冬、とくに小さい子供がいる家庭には恐ろしい事態になるので、塩素系の断捨離はひとまずストップすべきです。
その理由は…ノロウイルスのせいだから(;・∀・)!
掃除はナチュラルでいい、でも塩素系の断捨離はダメ
断捨離。
それは家の中をすっきりさせる立派な行動だと思います。
そして、洗剤もなくしていき、セスキやクエン酸や酸素系漂白剤といったナチュラル掃除にきりかえていく。そうすれば洗剤も少なくすみます。家計にも優しいです。
ですから、基本的なお掃除はナチュラルがいちばん。
塩素系からとおのいた生活で肌も改善されることでしょう。
でも塩素系の断捨離はしてはいけないと思うのです。
完全におうちから抹消することは、リスクがともないます。そんな塩素系の洗剤を手放してはいけないたった一つの理由、それはウイルスの除菌です。
アルコールでは除菌できないものがある
除菌といえば、アルコールでしょう。ナチュラル掃除している方なら消毒用のアルコールで除菌しているという方も多いはず。
最近有名なドーバーパストリーゼ。これは本当に除菌に関してはエキスパートですよね。インフルエンザの予防にもなり、かなり優秀です。でもダメなものがあります。
パストリーゼはインフル予防できてもノロはダメ?効かない菌はコレ!の記事でもかいたのですが…そう、アルコールでノロウイルスは完全には除菌できません(´-ω-`)
ノロウイルスというとあっという間に菌が繁殖する手ごわいやつです。
真冬、とくに保育園、幼稚園に通う子供がいる方は要注意。すぐに菌をもらってきますから。気づいた時にはすでに遅いのです。
そんな時の除菌方法は、パストリーゼなどのアルコールではダメ!
だからこそ、塩素系を捨ててはいけないのです。
ノロを退治するには、塩素系漂白剤に入っている「次亜塩素酸ナトリウム」が有効です。もしくは、熱湯消毒。でもこの熱湯消毒にも限界があります。
85℃で1分以上の加熱が必要になります。食器や衣類ならともかく、嘔吐後の床やトイレでこの熱湯消毒はできませんよね。
なのでやはり一番有効なのは塩素系漂白剤でしょう。
もう、2度とかかりたくないノロウイルスですが…園児のいるうちには、油断禁物。うちの子たちもまた次の冬でかかるのだろうなと予測します(;´Д`)
いざという時に塩素系は必要になる
ノロウイルスを経験すると身に染みて思います。塩素系すばらしく役立つのだなと。
ふだんはツンとした臭いが嫌いで嫌煙してしまいますが、病気の時だけは大助かりしました。
衣類の消毒には液体のものを。
床、まな板、食器などには泡スプレーが大活躍。
アルコールでは効かない菌というものがあるのです。そういうものを撃退させるためのいざという時、助けとなるので断捨離はちょっと待った方がいいでしょう。
普段掃除にはナチュラル掃除。アルコール除菌。
アルコールの効かない病菌の時だけは塩素系を登場させられるよう、準備しておくことは大切です。
ノロを2年連続経験してしまったため、断捨離はしません(;´・ω・)!
保育園通う前からノロになりましたからね。やっぱりどこでひろってくるかわからないです。
最後に
塩素系の漂白剤は断捨離しません。いつかの日に備えましょう。とはいえ置いている期間が長いと効果が薄れるので注意。
何本も置いておくことはありません。1本あれば十分。長期間放置しないために、ときおり除菌の意味もこめて塩素系も使うといいかもしれません。
いつもはナチュラル、月1回は除菌の日ときめて使用してもいいですよね(*´ω`*)